美濃国岩村城の歴史と関連武将たち

美濃国岩村城の生い立ちから戦国時代をかけて来た、織田信長の叔母である「おつやの方」女城主、徳川時代の平和時代から明治維新まで歴史のあれこれ。

関連記事

歴代岩村城・城主をひとまとめ廃藩置県まで時代順にみていこう

美濃国と言っても、とても広い地域です。 岩村城は美濃でも東美濃で、少し東へ行けば長野県、少し西南へ行けば愛知県です。                     ▲位置関係:美濃国の地図で岩村城 …

南北朝期に足利尊氏が開いた室町幕府だが守護大名の統制に四苦八苦

 鎌倉幕府が滅亡し、室町幕府が名実と共に始まったのは、二人の天皇が並立し、北朝方、南朝方と分かれて戦った。     時の天皇・後醍醐天皇からの倒幕の命管が下ったことを機に、源氏の棟 …

三方ヶ原の戦いはなぜ起きたか?同盟同士の信玄と家康が共に不信を抱いた

 甲斐国の武田信玄と駿河の国の今川氏と同盟を結んでいたが、父・義元の死によって遠江の国衆たちが今川に叛き混乱状態となった。     このことにより、信玄が今川領に対する野心が生まれ …

信長は叔母・おつやの方と秋山虎繁を処刑したと家康に報告【黒印状の真実】

   元亀3年(1572年)8月14日、平安時代末期から美濃国東部を支配していた、遠山氏の宗家岩村城主・遠山景任が病死した。     岩村遠山氏は以前は信玄に臣従していたが、織田信 …

家康は秀吉に負けて得した江戸転封で旧来制度を打破する

 秀吉と家康の関係がいまいち、よくわからない。 何故かというと秀吉は百姓の出、一方家康は城持ちの大名の出、なのに秀吉が先に天下人になって、家康を顎で使ったか?    先ず、家康と秀吉の関係は …

東美濃の岩村城の歴史(いまから800年余に鎌倉時代に築城された山城、日本三大山城の一つ、他に岡山の備中『松山城」奈良県の「高取城」があります)について書いています。のちに世間に有名な人物は林述斎・佐藤一齋等を輩出した岩村藩は江戸時代になって松平乗紀(のりただ)が城下に藩学としては全国で3番目にあたる学舎を興し、知新館の前身である文武所とた。気楽に読んで頂ければ嬉しいです。