美濃国岩村城の歴史と関連武将たち

美濃国岩村城の生い立ちから戦国時代をかけて来た、織田信長の叔母である「おつやの方」女城主、徳川時代の平和時代から明治維新まで歴史のあれこれ。

三十三霊場巡り

三十三観音巡りは岐阜恵那三十三霊場を「ぶらっと遍路」して御朱印帳をもらおう

投稿日:2018年4月24日 更新日:

岐阜県内には観音さんをお参りするところが、西濃と東濃にあります、それだけ西の大垣城、東の岩村城と言われてることから、お寺さんが多いことだと思います。

 

 

恵那三十三霊場に対して西美濃三十三霊場があります。

西美濃三十三霊場は、大垣市を中心とする西濃2市7町から選定された三十三寺で構成され、美濃国西美濃一帯に広がる巡礼地です。

 

                 
        ▲西美濃三十三霊場の第一番の横蔵寺の場所

 

   三十三寺は、真言宗、天台宗、臨済宗、浄土宗、浄土真宗など、各宗派および縁起、文化財、周辺の観光資源開発など、あらゆる面から調査し、全く新しい観点から選定せれたもので、いずれも優れた寺院です。

 

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歴史は古く江戸時代(文政4年)に一度開場されたが、一時衰退し、昭和55年に大垣商工会議所などが中心となり再興となったそうです。

 

 

第1番霊場である横蔵寺から、(横蔵寺は岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原にある天台宗寺院。山号は両界山で本尊は薬師如来)

 

 

「第33番の美濃国分寺まで33ヵ所を巡り、各霊場で参拝者が願いを書き入れた護摩木が、柴火の中に護摩木が入れられ、願望が成就されるという「柴燈大護摩供」が盛大に行われていましたが、平成28年に諸事情により、35年間続いてた行事を執り行うことを取りやめました。

 

 
▲横蔵寺                                                            ▲西の大垣城&東の岩村城という。

 

 朱印とは、参拝者が写経をお寺さんに納めた際に頂く印であることから、納経帳友呼ばれています。

 

 

諸説ありますが、江戸の後期から写経を納めない場合でも証としてお寺で頂けるようになりました。

 

 

これがやがて神社にも広がり、今では多くの寺神社で御朱印を頂けるようになり、御朱印には寺神社名が書かれており、お守りやお札などと同じように扱うようになった。

 

 

何回もお参りをして御朱印を真赤な印にしましょう。
きっとご利益があることでしょう。

 

 

以下は恵那三十三霊場のことです。

2019年のスケジュールです。

春季 ご開帳期間: 4月12日(木)〜 4月18 (水)日
秋季 ご開帳期間:10月12日(金)〜10月18(木)日

 

これは終わってます。

秋季のご開帳日はじまっています!

 

続いて掲載します。
恵那三十三観音霊場第1番札所から第10番札所は、別のページに掲載してあります。
ここをクリックしてください。

 

 

幸せを求め霊場巡り、各お寺さんの観音さんがあたたかく迎えてくれるはずです。
江戸時代に流行した霊場巡りの一つで、宝暦8年(1758年)に開場。

岩村城岩村藩の事をもっと知って貰うために、左記の岩村城の岩村藩をクリックしてください。

 

 
▲御朱印帳(1,100円)と恵那観音霊場小冊(別売り)と各お寺で御朱印を貰うのに300円必要です。
般若心経を読めるように覚えて置くと良いと思います。

 

 

摩訶般若波羅蜜多心経 観自在菩薩。行深般波羅蜜多時。照見五蘊皆空 度一切苦厄舎利子‥
(以下略)というふうに‥

               
         ▲恵那三十三霊場に第一番札所・東禅寺の場所

 

恵那市の三十三観音霊場巡りは、(予定)に行われます。
一番札所として、恵那市大井町新栄町354ー21☎︎0573-25-2806「恵那駅」の北にある、東禅寺です。

 

 

観音は「十一面千手観世音菩薩」で開創は「延宝元年」1673年、開山「石雲道如禅師」宗派「黄檗宗」※1から始まります。

※1:黄檗宗は、日本の三禅宗のうち、江戸時代に始まった一宗派です。
         江戸時代初期に来日した隠元隆琦※2(いんげんりゅうき)を開祖とする。
         本山は、隠元の開いた京都府宇治市の黄檗山萬福寺。

 

 

※2:隠元隆琦→特諡として大光普照国師、仏慈広鑑国師、径山首出国師、覚性円明国師、勅賜として真空大師、華光大師、万暦20年・文禄元年11月4日(1592年12月7日)-寛文13年(1673年5月    19日)は明末清初の禅宗の僧。日本黄檗宗の祖。福建省福州福清県の生まれで、その俗姓は林で       ある。
 

 

隠元自身は臨済正宗と称していたが、独特の威儀を持ち、禅とさまざまな教えを兼ね併せる当時の      「禅浄双修」の念仏禅や、「禅密双修」の陀羅尼禅を特徴とする明朝の禅である。
「明禅」を日本に伝えた

 

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また、道者超元と共に当時の禅宗界に多大な影響を与え、江戸時代における臨済・曹洞の二派の戒律復興運動等にも大きな貢献をした。
なお、明代の書をはじめとして当時の中国における文化や文物をも伝え、隆元豆の名称を残し、日本に置ける煎茶道の開祖ともされる。

 

 

 

第1番札所〜第33番札所・客番が三寺あります。
恵那市が27寺・中津川市が6寺・客番は恵那市が1寺・中津川市が2寺あります。

 

 

巡るのは、固めて同じ方向を行った方が便利です。
オススメです。経験で言うと→

 

 

 

①のコース(①のコースは時間が無かったから秋に巡る予定です、お寺の写真は次回掲載です)

①のコース:いま掲載中です。このURLみてください。

第3番札所 曹洞宗高安寺(恵那市長島町永田)→第1番札所 黄檗宗東禅寺(恵那市大井町)→第2番札所 曹洞宗長栄寺(恵那市長島町中野)→第4番札所 曹洞宗長國寺(恵那市大井町)→第5番札所 曹洞宗大林寺(中津川市千旦林)→第6番札所 曹洞宗源長寺(中津川市茄子川)→第7番札所 曹洞宗宗久寺(恵那市東野)→第10番札所 臨済宗東光院(恵那市岩村町富田)→第9番札所 曹洞宗萬嶽寺(中津川市阿木)→客番 曹洞宗竜泉寺(中津川市阿木)→客番 曹洞宗子安寺(中津川市飯沼)→第8番札所 曹洞宗禅林寺(中津川市飯沼)

 

 

ここから↓恵那三十三霊場第11番札所〜第33番札所が掲載中。

恵那三十三霊場第1番札所〜第10番札所は、ここをクリックしてください。

 

 

②のコース
第11番札所 曹洞宗盛巖寺(恵那市岩村町殿町)→第12番札所 曹洞宗清楽寺(恵那市岩村町日の出町)→第15番札所 曹洞宗圓頂寺(恵那市上矢作町)→第14番札所 曹洞宗萬光寺(恵那市上矢作町横道)→客番 曹洞宗大船寺(恵那市上矢作町横道)→第16番札所 曹洞宗玉泉寺(恵那市上矢作町下原田)→第17番札所 曹洞宗黄梅院(恵那市串原木根)第18番札所 臨済宗滝坂観音寺(恵那市明智町)→第19番札所 臨済宗安住寺(恵那市明智町杉野)→第20番札所 曹洞宗普門寺(恵那市山岡町下手向)第13番札所 臨済宗萬勝寺(通称:飯高観音)(恵那市山岡町馬場山田)→第21番札所 臨済宗徳祥寺(恵那市岩村町飯羽間)→第22番札所 曹洞宗林昌寺(恵那市山岡町久保原)

 

 
▲第11番札「聖観世音菩薩」                                    ▲第12番札所「聖観世音菩薩」「子安観世音菩薩」

(曹洞宗)九昌山盛巖寺(恵那市岩村町殿町)        (曹洞宗)興国山清楽寺(恵那市岩村町日の出町三)

 

 
▲第15番札「聖観世音菩薩」                               ▲第14番札所「十一面観世音菩薩」
                                                            客番札所 曹洞宗大船寺
(曹洞宗)寶林山圓頂寺(恵那市上矢作町)             (曹洞宗)清水山萬光寺(恵那市上矢作町横道)

 

 
▲第16番札所 「如意輪観世音菩薩」                  ▲第17番札所「十一面観世音菩薩」
(曹洞宗)龍洞山玉泉寺(恵那市上矢作町下原田)                   (曹洞宗)香林山黄梅寺(恵那市串原木根)

 

 
▲第18番札所 「聖観世音菩薩」          ▲第19番札所「脇侍としての聖観音」
(臨済宗)瀧坂山瀧坂観音寺(恵那市明智町)                   (臨済宗)久昌山安住寺恵那市明智町杉野)

 

 
▲第20番札所「十一面観世音菩薩」         ▲第13番札所「南無十一面観世音菩薩」
(曹洞宗)龍雲山普門寺(恵那市山岡町下手向)         (臨済宗)飯高山萬勝寺(恵那市山岡町馬場山田)


▲南無十一面観世音菩薩の本堂                         ▲作者:木全氏(多治見在住)

 

 
▲第21番札所「十一面観世音菩薩」         ▲第22番札所「千手観世音菩薩」
(臨済宗)瑞鳳山徳祥寺(恵那市岩村町飯羽間)         (曹洞宗)医王山林昌寺(恵那市山岡町久保原)

 

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③のコース
第23番札所 臨済宗常久寺(恵那市三郷町佐々良木)→第25番札所 臨済宗威代寺(恵那市三郷町野井)→第24番札所 曹洞宗天長寺(恵那市三郷町野井)→第26番札所 曹洞寺瑞現寺(恵那市武並町竹折)→第27番札所 曹洞宗洞禅寺(恵那市武並町藤)→第28番札所曹洞宗自法寺(恵那市飯地町)→第29番札所 臨済宗長楽寺(恵那市傘置町姫栗)→第32番札所 曹洞宗長徳寺(恵那市長島町久須美)→第30番札所 臨済宗奥渡高徳寺(恵那市蛭川紅岩荘横)→第31番札所 曹洞宗大洞寺(中津川市蛭川 天祐稲荷)→第33番札所 曹洞宗圓通寺(恵那市長島町正家)

 

 
▲第23番札所「聖観世音菩薩」            ▲第25番札所「十一面観世音菩薩」
(臨済宗)龍遊山常久寺(三郷町左々良木)                               (臨済宗)白峰山威代寺 (三郷町野井)

 

 
▲第24番札所「楊柳観世音菩薩」(お子安様)          ▲第26番札所「準堤観世音菩薩」
(曹洞宗)地久山天長寺(三郷町野井)          (曹洞宗)銀松山瑞現寺(武並町竹折)

 

  
▲第27番札所「聖観世音菩薩」            ▲第28番札所「聖観世音菩薩」
(曹洞宗)不老峰洞禅寺(恵那市武並町藤)             (曹洞宗)祖廣山自法寺(恵那市飯地町)

 

 
▲第29番札所「聖観世音菩薩」            ▲第32番札所「千手観世音菩薩」
(臨済宗)雲嶽山長楽寺(恵那市傘置町姫栗)            (曹洞宗)巨福山長徳寺(恵那市長島町久須見)

 

 
▲第30番札所「蛙薬師如来」             巨大な石が観音さんの頭上に
(臨済宗)寶林山 奥渡高徳寺(中津川市蜷川紅岩荘横)

 

 
▲第31番札所「楊柳観世音菩薩」           ▲第33番札所「十一面観世音菩薩」
(曹洞宗)天佑山大洞院(中津川市蜷川町天佑稲荷)        (曹洞宗)長昌山圓通寺(恵那市長島町正家)

 

①のコース・②のコース・③のコースで巡ると時間的に余裕が出て、住職とお話も出来ますし、ゆっくりと観音さんを拝めます。
一日で巡る事も可能です。(各お寺を駆け足で巡るだけになります、朝早く出発です)

 

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-三十三霊場巡り

執筆者:

東美濃の岩村城の歴史(いまから800年余に鎌倉時代に築城された山城、日本三大山城の一つ、他に岡山の備中『松山城」奈良県の「高取城」があります)について書いています。のちに世間に有名な人物は林述斎・佐藤一齋等を輩出した岩村藩は江戸時代になって松平乗紀(のりただ)が城下に藩学としては全国で3番目にあたる学舎を興し、知新館の前身である文武所とた。気楽に読んで頂ければ嬉しいです。