美濃国岩村城の歴史と関連武将たち

美濃国岩村城の生い立ちから戦国時代をかけて来た、織田信長の叔母である「おつやの方」女城主、徳川時代の平和時代から明治維新まで歴史のあれこれ。

関連記事

承久の乱に北条政子の演説とー岩村町で若い公家・一条信能の悲しい物語。

 岩村の夏祭りには、こんな悲しい物語があったことすら、いまの地元の人知っていそうで知らないと思います。   歴史のある岩村町は、最後の城主・松平乗命は明治2年(1869年)版籍奉還により岩村 …

名工に作刀させた北条時政の“鬼丸国綱”の歴史!天下五剣の一振りを探る

   武士の魂と言われている刀、刀を構成する要素は非常に多い。 ある時は戦いの道具として、ある時は身分の象徴としての性格を持つ刀に対して刀工たちは、工夫を凝らし実用性装飾性の高いものを生み出し、刀は時 …

初代・徳川家康から15代・徳川慶喜まで徳川将軍の死因と年齢

 徳川家康から始まる徳川幕府は慶長8年(1603年)から慶応3年(1867年)まで15代の徳川慶喜まで、およそ265年続いた。     その間もっとも長命なのは最後の将軍である徳川 …

美濃国岩村町の歴史ーなぜ?約830年も前に城が築かれたのか?

岩村城は源頼朝の重臣・加藤景廉が遠山荘の地頭になり、嫡男・加藤景朝(のちに改名して遠山景朝になる)が築城したのが始まりです。                                 …

岩村町の秋まつりは加藤景廉と遠山景朝のまつりと岐阜県無形民俗文化財の獅子舞

岩村町の秋祭りは加藤景廉と息子遠山景朝の対面絵巻。 当時の衣装で城下町を二日間かけて繰り広げる。     八幡神社と武並神社のお祭り、この『岩村町の秋まつり』は、毎年 10月の第1 …

東美濃の岩村城の歴史(いまから800年余に鎌倉時代に築城された山城、日本三大山城の一つ、他に岡山の備中『松山城」奈良県の「高取城」があります)について書いています。のちに世間に有名な人物は林述斎・佐藤一齋等を輩出した岩村藩は江戸時代になって松平乗紀(のりただ)が城下に藩学としては全国で3番目にあたる学舎を興し、知新館の前身である文武所とた。気楽に読んで頂ければ嬉しいです。